統合失調症
概要
現実のない声が聞こえる(幻聴)、事実とは異なる確信(妄想)、考えがまとまりにくくなる、意欲が低下するなど、思考・感情・行動のバランスが崩れてしまう病気です。若い年代(10代後半〜30代)で発症することが多いと言われています。
主な特徴
- 「誰かに監視されている」「悪口を言われている」といった被害的な考え
- 周りには聞こえていない声が聞こえる(幻聴)
- 話がまとまりづらくなる、会話がかみ合いにくくなる
- 無気力・引きこもり・表情が乏しくなる
- 学業・仕事・対人関係に大きな支障が出る
原因・背景
脳内の神経伝達物質(特にドパミン)のバランスの異常、遺伝的な要因と環境要因(ストレス・生活環境など)が重なって発症すると考えられています。睡眠不足や薬物(違法薬物など)がきっかけとなることもあります。
当院での対応方法
現在の症状だけでなく、発症の経過・生活歴・ご家族のお話も含めて総合的に評価します。治療の中心は抗精神病薬による薬物療法であり、幻聴や妄想などの症状を和らげることを目指します(副作用を丁寧に説明し、できるだけ負担の少ない薬剤と用量を選択します)。薬物療法に加え、病気の理解を深めるための心理教育や、再発予防のための生活リズム・ストレス対策の支援を行います。ご家族に対する病気の説明や関わり方の相談も重視し、地域の支援機関(訪問看護・就労支援など)と連携しながら長期的なサポートを行います。ル、生活リズム・ストレス管理、リハビリテーションや社会復帰支援。