むずむず脚症候群
概要
夜、寝ようとすると脚の「むずむず感」や違和感が出てきて、じっとしていられなくなる病気です。脚を動かしたり歩いたりすると一時的に楽になりますが、また症状が出て眠りを妨げます。
主な特徴
- 脚の奥がむずむずする、かゆい・ほてる感じがする
- 横になったときや夜間に症状が強くなる
- 脚を動かすと一時的に楽になる
- 寝つきが悪くなる、途中で目が覚める、日中の眠気や集中力低下
原因・背景
鉄欠乏(フェリチンの低下)、家族に同じ症状を持つ人がいる場合もあり遺伝的な要素が指摘されていること、妊娠・腎臓の病気・糖尿病・神経障害などが関与することがあること、カフェイン・アルコール・喫煙などで症状が悪化することがあることが背景として挙げられます。
当院での対応方法
症状の時間帯・頻度・程度を伺い、睡眠との関係を整理します。必要に応じて血液検査を行い、鉄欠乏などの有無を確認します。治療として、鉄欠乏があれば鉄剤の補充を行い、症状に応じてむずむず感を和らげるお薬(ドパミン作動薬や抗てんかん薬など)による薬物療法を検討します。カフェイン・アルコール・喫煙の見直し、寝る前の過度なスマホ・刺激の調整など、生活習慣の工夫についてもお伝えします。