強迫性障害
概要
「頭ではわかっていても、不安でやめられない考えや行動」に苦しむ病気です。例として、戸締まりやガスを何度も確認する、手洗いを繰り返すなどがあります。
主な特徴
- 「戸締まりができていないのでは」「汚れているのでは」といった不安な考えが頭から離れない(強迫観念)
- 不安を和らげるために、何度も確認・手洗い・数を数えるなどの行動を繰り返す(強迫行為)
- 本人も「やりすぎだ」と分かっているが、やめようとすると強い不安が出る
- 日常生活・仕事・勉強に大きな支障が出てしまう
原因・背景
不安を感じやすい気質、脳内のセロトニンの働きの偏り、過去の失敗体験や厳しいしつけ・完璧主義、ストレスや環境変化をきっかけに症状が強くなることもあります。
当院での対応方法
強迫観念・強迫行為の内容と所要時間を詳しく伺い、日常生活への影響を評価します。治療の中心となるSSRIなどの抗うつ薬による薬物療法を用いて、不安や強迫症状を和らげていきます。曝露反応妨害法を含む認知行動療法的アプローチを取り入れ、「確認や儀式行為を減らしても大丈夫だった」という経験を少しずつ積んでいきます。ご希望に応じて、ご家族への説明や、接し方・声の掛け方についても一緒に考えます。うつ薬で症状を軽減します。生活リズムやストレス管理も支援します。