自律神経失調症
概要
「なんとなく体調が悪いのに、検査をしても大きな異常が見つからない」状態の総称として使われることが多い言葉です。自律神経(からだのリズムを無意識に調整している神経)のバランスが乱れることで、さまざまな身体症状が出ます。
主な特徴
- 動悸、息苦しさ、めまい、ふらつき
- 頭痛、肩こり、倦怠感
- 胃の不快感、食欲不振、便秘や下痢
- 眠れない、朝起きられない、寝ても疲れが取れない
- 病院の検査では「異常なし」と言われるが、つらさが続く
原因・背景
長期間のストレス・過労・睡眠不足、昼夜逆転、不規則な生活リズム、気温・気圧の変化、ホルモンバランスの変動、うつ病や不安症など心の病気が背景にあることもあります。
当院での対応方法
これまでの検査結果を確認しつつ、心身両面から症状の全体像を把握します。背景にうつ病・不安症・パニック障害などが疑われる場合は、その診断に沿って治療を行います。必要に応じて、自律神経の緊張を和らげるお薬や、抗不安薬・抗うつ薬などの薬物療法を用いながら、症状の軽減を目指します。睡眠・食事・運動など生活リズムの整え方、ストレスケアの方法(休み方・考え方の工夫)についても具体的にお伝えします。