何度も確認する
概要
戸締まりやガス、書類の内容などを、頭では「大丈夫」と分かっていても不安で何度も確認してしまう状態です。強迫症(強迫性障害)や不安症でよくみられます。
主な特徴
- 玄関の鍵・ガス・コンセントなどを何度も確認してしまう
- SNSやメールを過剰に見返してしまう
- 確認に時間がかかり、外出や就寝が遅くなる
- 「やめたいのにやめられない」と感じてつらくなる
原因・背景
強迫症(強迫性障害)による「不安を一時的に下げるための確認行為」、不安症全般や強いストレス状況、過去の失敗体験からくる「二度と同じ失敗をしたくない」という思いの強さなどが原因として考えられます。
当院での対応方法
確認行為の内容・回数・所要時間をお伺いし、日常生活への影響を評価します。強迫症が疑われる場合、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などを中心とした薬物療法を検討し、不安や確認衝動を和らげていきます。薬物療法とともに、曝露反応妨害法を含む認知行動療法的アプローチを取り入れ、「確認しないでいても大丈夫だった」という経験を少しずつ積み重ねられるようサポートします。ご希望に応じて、ご家族への説明・関わり方のアドバイスも行い、周囲も含めて支えていくことを目指します。