集中できない
概要
仕事や勉強、家事に取り組もうとしても、気が散ってしまう・考えが続かない状態です。うつ病や不安症、ADHD、睡眠障害などでよく見られる症状で、「やる気がない」と誤解されてしまうこともあります。
主な特徴
- 本や資料を読んでも内容が頭に入らない
- 会議や授業で話が耳に入ってこない
- 気が付くとスマートフォンや別のことに意識が向いている
- 「集中できない自分」を責めて、さらに落ち込んでしまう
原因・背景
うつ病・不安症による思考のスローダウンや不安の高まり、ADHDなどの発達特性、睡眠不足・昼夜逆転・シフト勤務などの生活リズムの乱れ、身体疾患や薬の副作用などが影響します。
当院での対応方法
集中しにくい場面(職場・家庭・夜間など)や、いつから症状が出ているかを丁寧にお聞きします。うつ病・不安症・ADHDなどの可能性を評価するための質問票や問診を行います。診断に応じて、抗うつ薬・抗不安薬・ADHDの治療薬・睡眠を整えるお薬などの薬物療法を組み合わせながら、症状の軽減を目指します。お薬だけに頼るのではなく、働き方や勉強方法の工夫、環境調整なども一緒に考え、「努力不足」ではなく特性や体調に合った対策を提案します。